加工についてちょっとだけ

2010.09.05 Sunday

最近、加工に追われております。



ですが、どんなに忙しくなっても手は抜きません。
本日はその手を抜かない加工についてちょっとだけお話しします。



近年は、メガネレンズの加工機の精度が良く機械に任せてしまえばあっという間に完成してしまうんですが、手を抜かない加工なんで 私どもは任せっきりでは完成しません。



なぜかと言うと、機械には限界があるからなんです。

こちらの機械はレンズの歪(ヒズ)みを確認できます。



プラスチックレンズは少しの力でも歪みます。なので、
 → 
指で少し力を加えただけで歪みます。



そして、加工機任せで加工をしてしまうと
←問題は無いように見えるのですが


歪みを調べると

どうしても歪みが出来てしまうのです。




ここからは、手で仕上げます。
←手ずり用の機械です。



そうすると
歪みは無くなります。



歪みがあるとレンズはもちろんフレームに常に負担をかけることになります。これは、レンズを止めている部分の折れネジ切れ・ネジゆるみなどの原因になります。
最も良くないことはレンズの度数に影響を与えることがあります。
「以前と同じ度数で作ってもらったのに何故か疲れる。」
なんてこと経験したことはありませんか?歪みだけがこの要因ではありませんが可能性はあります。




手での仕上は時間と集中力が必要ですので、
当店では、仕上がりまで少し時間に余裕を持ってご来店下さい。