クラシックとセルロイド眼鏡

2012.09.17 Monday

敬老の日の本日は「歩」のクラシックシリーズをご紹介します。
こちらのシリーズも先日ご紹介した極薄タイプになっております。見た目とは違い、掛けると驚きの掛け心地のメガネです。本当にビックリしますよ。このサイズでのこの感覚は私自身初めての体験でした。

気持ちよい掛け心地なのに、セルロイド生地だからこそ出せるアンティークな雰囲気。
昔のセルロイド眼鏡だとこの掛け心地はないので、新しいクラシックですよね。
「昔の人は偉かった」で終わりではなく、更なる知恵と努力を積み重ねています。

で、また、歩でしかしない手間手間手間・・・

買う買わないはどうでもいいので、一度掛けてみて下さい。

極薄セルロイドのメガネ

2012.09.15 Saturday

セルロイドメガネの「歩」より入荷がありました。使われているセルロイド生地の厚みが4ミリ。
歩の“極薄シリーズ”です。

通常のアセテートのメガネだと、約6〜8ミリくらい。左:歩/右:一般的なアセテート枠
歩は極薄です。だから、セルロイドのメガネなのにとても軽いんです。

だったら、アセテートでも極薄を作ればいいやん。って言う方も居られると思いますが、アセテートではダメなんです。

セルロイド材は、アセテートに比べ硬質で形状変化がしにくい素材なんです。この特徴を生かして作られている物では、卓球で使われるピンポン球やギターのピックなどです。もし、これらをアセテートで作ると直ぐに変形し壊れてしまいます。

さらに、このメガネは薄いだけではなくフロントのリム(レンズまわりの枠)が細い=より軽量
細くするには技術が必要です。セルロイドでしかできない、歩(マコト眼鏡)でしか作れない軽くて丈夫なセルロイドメガネですよ。L-1007(¥29,400)

ちょっと重要な補足
最近、軽くて丈夫なメガネ!というフレーズのメガネが出まわっていますが、個人的には納得していません。軽くするため又はコスト削減のために、テンプル芯を入れず柔らか過ぎるため顔を抑える力がなく、壊れないのは良いが形状を変えられずフィッティングができない物があるように思います。
同じ『軽くて丈夫なメガネ』でも、その特徴は全く異なります。
メガネはレンズが入ることによりバランスが変わります。ある程度の固さと細部まで調整できることはとっても大切なことなんです。

さらにさらに、歩しかやらない“ひと手間”
テンプルの芯をテンプルと同じセルロイド材でふたをしています。
普通は芯が見えます↓これは汗などの侵入をブロックし、腐食を防ぎます。
さらにさらにさらに、芯などの金属部分はチタンを使用しています。(一般のプラスチックのメガネは合金が殆どです。)


高い技術の職人が、これ以上はない程のこだわりと手間をかけたメガネで、長〜く快適にメガネ生活を送りたいという方、是非、歩をお試し下さい!

眼鏡ファン

2012.09.03 Monday

「歩AYUMI」の当店導入直後にお問合せをいただきましたYさま
L-1007のクリアーをご購入いただきました。

Yさまは、最近では当ブログで紹介したデザイナーや眼鏡店のブログ、またそれ以外のデザイナーブログをチェックされる程の眼鏡ファンになられています。ブランドのコンセプトなどを私が説明するまでもなく、いつもご理解いただいているので、話しが早い。だからこそ選んだ「歩」

そんな、眼鏡ファンにおすすめの情報誌、眼鏡Beginから『傑作眼鏡大全』(click!)が発売されています。
海外、国内の100ブランドが紹介されています。当店で取扱いのメガネもたくさん掲載されています。気になっているブランドもいくつか掲載されていました。

100ブランドと言うと凄いように思うのですが、個人的には一部、納得していないブランド・セレクトがあったり、紹介して欲しいブランドがなかったりしているのが少し残念です。ただ、メガネ・ブランドの成立ちやコンセプトを知るのには役立つと思います。

店内の本棚に置いてありますので、いつでもご自由にご覧いただくことができます。
眼鏡ファンの方、ご来店下さい。

伝統の未来系です。

2012.07.08 Sunday

新規導入のメガネブランドのご紹介です。
マコト眼鏡が手がける『歩』AYUMI(click!)全てのメガネフレームがセルロイド製です。

セルロイド素材のメガネの特徴は本日ご紹介するモデルよりも、その特徴をもっとも生かした『歩』別モデルの入荷時にご説明します。

本日はこちら。AYUMI/040(¥30,450)

フレームと一体化したこだわりの鼻盛り。通常はフレーム形成後に後付けします。
AYUMIはフレーム形成前にそれを行います。手間はかかりますが、通常のものより密着度が増します。

見た目には分かりにくいことにも、平気で手間と時間をかけるのが真骨頂のメガネなんです。

その仕上がりは、目の超えたプロフェッショナルから見ても納得いくものになっています。
左:リミテッドカラーの黒マット/右:深〜いパープル/本日上から2枚目のUP画像は磨き上げられた黒

日本の眼鏡職人が手間と時間を惜しまずに、細部までこだわりぬいて完成したメガネだから、一度は手に取って掛けるだけでも掛けておいた方が良いと思うな〜。

セルロイド眼鏡とプライド

2012.05.26 Saturday

若い頃の私は、プライドを持って生きてきたつもりもなく責任感が強かった訳でもなく、決してかっこいいと言えるものではありませんでした。でも、何がってハッキリはしていないものの「これだけは譲られへん」みたいなことは人知れずにあったように思います。

眼鏡店を始めてからは「これだけは譲れへん」を強く意識するようになっています。じゃないと迷いができてしまうからです。

「皆さまが求めるもの」「実際に必要なもの」「自分がやりたいこと」「現実にできること」
全てが、それぞれに違うんですよね〜。商売人としてはどれも捨てられない。だから“譲れない”ことは常に意識しておかないと、ただの商売をしているだけで、私が眼鏡店をしている意味がなくなるように思うからです。

その“譲れない”を強く意識している職人さんが、昨日来店してくれました。マコト眼鏡さん。
技術の高さからあらゆるブランドのアセテート・セルロイドの眼鏡の製造を任されています。

そんなマコト眼鏡が、徹底的にこだわり手間を惜しまず作りだしたオリジナルブランドがあります。
『歩』AYUMI(click!) 当店での取扱いが決まりました。

『歩』を店頭でご紹介できることは皆さまにもきっと喜んでいただけることになると思いますが、私自身が真摯に眼鏡と向き合う職人さんと交流を持てることは、取扱いすること以上にお店づくりの未来につながるように思っています。