明日は鯖江

2013.06.04 Tuesday

先日日曜日の夜にNHK 鑑賞マニュアル「美の壷」の再放送がありました。file173「眼鏡」
告知できなくてスミマセン。私も当日の晩に気付きました。

この番組で「歩」AYUMIを知った方もおられると思います。↓写真は昨年のメガネの展示会IOFTでの“マコト眼鏡”ブースです。

その再放送日のブログ更新でもお知らせしましたが、明日は福井県鯖江市に行きます。
今回の鯖江行きはそのAYUMIを手掛ける“マコト眼鏡”訪問が目的になります。↓写真は昨年夏のマコト眼鏡さん見学時のものです。
昨年夏にお邪魔した時(click!)には予定の詰め込み過ぎであまり時間が取れなかったので、今回は改めてじっくり「歩」ができるまでを見学と、・・・の打合せ(まだご報告できません。引っぱってごめんなさい。)をさせていただこうと思っています。

ではでは、行ってきま〜す。



でも情報更新中です。

メガネの町 〜イッキに紹介しますよ編〜

2012.08.21 Tuesday

鯖江2日目はJAPONISM/BCPC/MUGUETなどを手がけるBOSTON CLUBのオフィス見学からスタートしました。オフィスは整理されていてとても綺麗でした。上手く撮れていなかったので写真は少しだけ。
BCPCの今あるモデルを並べてもらった写真です↑

オフィスや東京の直営店には有名な方々がよく来るようです↑
遊び心は忘れない…オモチャもありました。
BOSTON CLUBホームページ→こちら
BOSTON CLUB facebookファンページ→こちら

オフィス見学後、BOSTON CLUBの牧野さん(click!)の案内で工場巡り(3件)をしました。

《一件目》メタルのメガネ枠を製造する工場1階/プレス・研磨など
2階/溶接
3階/組立
日本製のメガネは行程ごとに一つ一つ、人の手によって作られます。

《2件目》ローカル線の脇に建つ民家で、ご家族でされている町工場
古い機械を大切に使われてました。お父さんカッコいいでしょ!

《3件目》アセテート・セルロイドメガネの組立、仕上げ磨き完成までを手がける工場
社長?(未確認)のイベさん↓
某有名ブランドのメガネに刻印されている『ibe』はこちらの工場でくみ上げられたものです。

こちらの工場もご家族経営のようで、建物の3階では検品作業をされていました。
ちょうど、当店が入荷待ちのBCPCの新型の検品中でした。

しかし、この日だけで2箱分の返品が・・・↓すべて×
「BOSTON CLUBの検品は厳しい。」と嘆いていました。

3件をイッキに見学した後は、もう一人のBOSTON CLUB営業(山口さん)と合流して蕎麦で休憩。
やっぱり、福井は蕎麦ですね〜。

休憩した後は牧野さんの計らいで、鯖江メガネ関係会社のドライブ見学。
左写真の両サイドの民家は大半がメガネを作っている工場だそうです。この通りは数キロ続いていました。右写真はspec ecpaceを手がける“Opt Duo”のオフィス。この日は残念ながら出張で全員不在。

そして、牧野さんと別れて鯖江最後に向かったのは、そのOpt Duoのプロト(試作品)を手がける“OSHO handworks”
こちらでは、全ての部品を一人で一から全てを作り上げる工房です。某有名アクセサリーのプロトも作っていたりします。作っている畑中さん↓
私が根掘り葉掘り聞くことを、快く丁寧に教えていただきました。仕事で直接の関係もなく初めて会った私たちを仕事中にも関わらず、鯖江駅まで送ってもくれました。最後の最後まで、皆さんにお世話になりっぱなし。。。

これで、今回の鯖江の旅は終わりです。

最後に
この旅の段取りをしてくれたKAMURO小野寺さん、旅の段取りに運転手・案内をしてくれたBOSTON CLUB牧野さん、めがね修理の田村さん、レイズの五十嵐さん・ゆきっぺ・スタッフさん、新型サンプルを貸してくれたAKITTO川上さん、キッソオ吉川専務・平本さん・熊本さん、マコト眼鏡の社長夫妻・スタッフの皆様、突然の訪問に快く対応して下さった工場の皆様、OSHO handworksの畑中さん、心より感謝いたします。良い旅をすることができました。

今回の旅を経験しなくてもメガネの販売をすることには何の問題もありませんが、この旅を経験したことで、これからの販売に大きな影響を与えられたと思います。

今までお店経営に孤独を感じることがありましたが、それは間違いで、メガネに関わる全ての方々と関わり合いながらメガネを作っていることに気付かされました。
タテヤマ眼鏡店は鯖江の職人さんを含め、多くの方々の思いを最後に皆様に伝えてお渡しする場所です。そんな気持ちになった鯖江見学でした。

メガネの町 〜セルロイド編〜

2012.08.20 Monday

昨日のつづきで、セルロイド・メガネの“歩AYUMI”を製造している“マコト眼鏡”さん

初日最後の訪問予定にマコト眼鏡さんを選んだのは、知りたいこと、見たいことが多かったからです。
しかし余裕を持って予定を立てたつもりが、その場に行くと次々に見たいもの・聞きたいことが溢れ‥予定時間が押していき、到着したのは5時を過ぎていたと思います。
そんな私たちを「急がせてごめんね。」と暖かく迎えてくれた社長ご夫妻と、実はこの日(水曜日)はマコト眼鏡さんの週一回の“NO残業DAY”にもかかわらず、残ってくれていた職人さんの方々、本当にご迷惑をおかけしました。

さらに、見学用の資料まで用意してくれていました。資料にはセルロイド/アセテートの素材の組成・製造方法、行程・物理的性質など企業秘密もあったり、一生の宝物になりました。

でも、時間が遅かったため工場内の見学はさらっとになってしまいました。
プラスチック材のメガネフレーム形成↑
磨きの行程↑箱の中にメガネと磨き材(磨き材は工場ごとに違いがあり全て企業秘密です)を入れて数十時間回転して磨きます。これを磨き材を変えて数回繰り返します。
仕上げ磨き↑最終の磨きは一本一本を手で磨きます。
最終の微調整↑設計図通りに暖めて調整します。
本当は、もっともっと細かい行程で作られていますよ。全ての行程を見ることができなかったため、本日は簡単に。

マコト眼鏡さんへは改めて近い将来、もう一度見学に行きます!
マコト眼鏡さんHP→こちら
マコト眼鏡さんブログ→こちら

そして、この日の夜はマコト眼鏡の社長夫妻と海鮮料理をご一緒させていただきました。
マコト眼鏡の社長さんと言えば秋吉(あきよし)福井で有名な焼き鳥屋さんなのですが、今回は僕のワガママで海鮮になりました。やさし〜い社長さん。

仕事場ではない場所でお話しする時間は、とてもとても楽しい時間になりました。
マコト眼鏡さんへはまた訪問すると思いますが、大阪でもおいしい料理を食べながらお話しがしたいです。

飲むと撮らなくなるか、こんな↓写真になる僕。ごめんなさい。
鯖江レポートは、この翌日の分もあります。つまり、続きます。

メガネの町 〜七宝編〜

2012.08.19 Sunday

本日は鯖江で体験したことの続きです。

初日2件目にお邪魔した七宝の“レイズ”さん。

この日作業していた七宝
そーです!KAMURO/orbis
レイズさんはKAMUROやFLEYE by AKITTO(現在はFLEYEから独立してAKITTOになっていますが、この話しは別の機会にします)などの七宝加工を手がけています。KAMUROやAKITTOのフレームの七宝はほぼ全てがレイズさんによる仕事です。理由は仕上がりの良さ。

社長の五十嵐さん↓凄く元気で楽しく仕事熱心な方でした。これも皆が依頼する理由かな。
KAMUROのフレームを初めて手がけた時の話し、レイズさんが手がける七宝はムラが無く均一に仕上げる(簡単には真似できない)のはどのようにしているのかなどなど、楽しく説明してくれました。
色の調合だけではなく塗る場所、量により、変える固さの度合いと溶剤の種類。複雑な試行錯誤をいつもしているそうです。

手先の器用さには密かに自信がある私も挑戦してみました!
これが難しい〜!!特にフロントフレームに施すリム七宝は全く上手くいきませんでした。
根気と集中力と熟練がとても必要な仕事です。一本ずつ丁寧に朝から晩まで、頭が下がります。

レイズさんでは他のメガネフレームやアクセサリーも手がけているので、もしかしたらその七宝はレイズさんがしたモノかも。
レイズのスタッフさんブログ→ゆきっぺの気紛れブログ
僕はゆきっぺのブログを見て以前から、レイズさんは必ず見学したいと思っていました。
得に、七宝のことを紹介してくれている回は必見です。→こちらこちら

そして、こちらで全くの偶然でしたが驚きの出会いがありました。
AKITTOデザイナーの川上夫妻と名古屋の眼鏡店スタッフさん。突然の出会いだったのですが、川上さんが「これで、七宝の練習させてもらうと良いよ」とすかさず手持ちの新作メガネの部品を取出し、手渡してくれました。写真はないのですが使わせていただきました。川上さん、ありがとう!

次に
先日ご紹介した生地編の“キッソオ”さんを見学した後、鯖江の旅1日目のラスト“マコト眼鏡”さんへ…猛ダッシュ!

長くなったので、この続きは明日。


メガネの町 〜修理・生地編〜

2012.08.17 Friday

本日は夕方に突然の強い雨、風、雷で早めに閉店しましたが、
まだ帰れそうにないので予定していた旅の報告をします。
旅のご報告の前にまず、福井県鯖江市についてご説明します。
1905年(明治38)雪の多い冬場の安定収入としてメガネ枠づくりを始め、2000年頃には国内シェア96%で世界シェアでも約20%が鯖江で生産されるまでになっています。しかし近年、長引く不況に加え国際競争の激化により、その取り巻く環境は年々厳しさを増しています。

それでは、鯖江で体験したことをお話しします。
着いて始めに向かったところは“めがね修理タムラ”さんです。

修理を専門に民家の一室で作業されておられました。
今まで私が修理してきた方法は正しいのか?他に方法はあるのか?また、経験をしたことのない修理などを教えていただきました。
修理は本来、独自で方法を見つけ出していくことが多いのですが、それを快く教えていただきました。タムラさん、ありがとうございました。店頭の実践で役立たせたいと思います。

タムラさんの最近の相棒。シャロン↓
タムラさんは一般の方からの修理もされています。詳細はこちら

次に向かったのは“七宝のレイズ”さんなのですが、こちらは明日。

その次に見学した“キッソオ”さんのレポートから
眼鏡用のプラスチック材、メタル材、設備や工作機を取扱っています。こちらでは若き専務が案内してくれました。
今のメガネ業界で新しい何かを見つけるために取組んでいることなど、少しお話しすることができました。私の詰め込んだ予定のせいで時間が足りなかったので、いつかまたお会いしたい。

プラスチック材のサンプルです↓業界ではプラスチック素材のことを『生地』と呼びます。
生地のサンプルは倉庫にぎっしり積まれており無数にありました。デザイナーはこの中からイメージに合う生地を探し出します。デザインするよりセンスが問われる瞬間かも。見つからない場合にはオリジナルの生地を(各々のブランド用)製作することになります。

キッソオさんはイタリアのマツケリ社の生地の取扱いで有名です。
マツケリ社製の生地はとにかく色が綺麗で、華やかです。

最近ではこの生地を使いアクセサリーも作っています。
“Dirocca”ディロッカと言います。この方↓が作っています。以外でしょ?
生地についての疑問や正確な製造方法など、しっかりと教えていただきました。Diroccaの当店での取扱いが近い将来にあるかも・・・。

キッソオ関連のリンク
キッソオHP→こちら
Dirocca→こちら
マツケリ社→こちら
マツケリ生地動画→こちら

鯖江レポートは、まだまだ続きます。