メガネの町 〜七宝編〜

2012.08.19 Sunday

本日は鯖江で体験したことの続きです。

初日2件目にお邪魔した七宝の“レイズ”さん。

この日作業していた七宝
そーです!KAMURO/orbis
レイズさんはKAMUROやFLEYE by AKITTO(現在はFLEYEから独立してAKITTOになっていますが、この話しは別の機会にします)などの七宝加工を手がけています。KAMUROやAKITTOのフレームの七宝はほぼ全てがレイズさんによる仕事です。理由は仕上がりの良さ。

社長の五十嵐さん↓凄く元気で楽しく仕事熱心な方でした。これも皆が依頼する理由かな。
KAMUROのフレームを初めて手がけた時の話し、レイズさんが手がける七宝はムラが無く均一に仕上げる(簡単には真似できない)のはどのようにしているのかなどなど、楽しく説明してくれました。
色の調合だけではなく塗る場所、量により、変える固さの度合いと溶剤の種類。複雑な試行錯誤をいつもしているそうです。

手先の器用さには密かに自信がある私も挑戦してみました!
これが難しい〜!!特にフロントフレームに施すリム七宝は全く上手くいきませんでした。
根気と集中力と熟練がとても必要な仕事です。一本ずつ丁寧に朝から晩まで、頭が下がります。

レイズさんでは他のメガネフレームやアクセサリーも手がけているので、もしかしたらその七宝はレイズさんがしたモノかも。
レイズのスタッフさんブログ→ゆきっぺの気紛れブログ
僕はゆきっぺのブログを見て以前から、レイズさんは必ず見学したいと思っていました。
得に、七宝のことを紹介してくれている回は必見です。→こちらこちら

そして、こちらで全くの偶然でしたが驚きの出会いがありました。
AKITTOデザイナーの川上夫妻と名古屋の眼鏡店スタッフさん。突然の出会いだったのですが、川上さんが「これで、七宝の練習させてもらうと良いよ」とすかさず手持ちの新作メガネの部品を取出し、手渡してくれました。写真はないのですが使わせていただきました。川上さん、ありがとう!

次に
先日ご紹介した生地編の“キッソオ”さんを見学した後、鯖江の旅1日目のラスト“マコト眼鏡”さんへ…猛ダッシュ!

長くなったので、この続きは明日。


コメント
コメントする
トラックバック
この記事のトラックバックURL