メガネで未来は変わる

2014.09.13 Saturday

3連休初日の本日は大変忙しくさせていただきました。ご来店くださいました皆様、ありがとうございました。
時間はなかったけど、どうしても気になることがこの数日続いたので、ちょっとだけ真面目な話をします。
『メガネは“物を見るため”の道具ではなく“物を見るための補助をする道具”です。』
(↑過去のブログでも同じことを書いています。初耳の方は“こちら”をご確認下さい。今回は少し付け加えます。)
補助を言い換えると「目を楽にするための道具」です。
だから、補助が多くても少なくても(度数が強くても弱くても)楽にはなりません。適正な補助じゃないと、日常生活では肩凝り、頭痛、集中力の欠如などなど様々なことに影響が出ます。自律神経失調症とも深く関わっているとも言われています。
当店でも、正しくないメガネや、メガネの補助が必要なのに「見えるから」という理由でメガネを使用されていない方々を多く見てきました。
その場合、必ずその危険性を説明します。「メガネで未来が変わるかもしれませんよ。」
肩凝りや頭痛は我慢できても、集中力の欠如は仕事上でのミスが増えたり、好きだけど続けられなくなったり未来が変わる可能性があります。(子どもの場合だともっと深刻に未来の可能性が変ります。)骨折時にギブスや松葉杖を使って補助をしますよね。でも、歩けるからギブスも松葉杖も使わないと若い時は何とかなっても、年を重ねると将来どんな影響が出てくるかもしれません。メガネもそれと同じです。
正しいメガネをすることは、とっても大事なことですよ。

話は変わりますが少し関係があるので…
最近、悲しい事件が続いて起こりました。「盲導犬が刺される・・・」「白仗を使っている少女が蹴られる・・・」
盲導犬も全盲の方が使われる白仗もメガネと同じ見るための補助をする道具です。でも、盲導犬への暴力が“器物破損”ってのは納得できない。…ね。
当店では、盲導犬募金箱、設置しております。皆様のご協力をお願い申し上げます。

メガネ製造者のブログ

2012.12.02 Sunday

まだまだご紹介をしたい入荷メガネはありますが、「歩」を製作するマコト眼鏡さんのブログ(click!)でとても共感できる内容が書かれていたので、本日はそれをご紹介します。

〜「歩」のひと言は、月曜日!より〜

眼鏡っていうのは、
「人気があって欲しい、売れて欲しい」というのが最高の目的なのかも…しれませんが、

歩AYUMI を作っている私たちが、切実に思っているのは、
「歩AYUMIが愛されますように」ということ。

これは、子供に対する親の気持ちのようなものです。
「偉くなってほしい、出世してほしい」と願う前に、
「この子の良さを理解してもらって、愛されてほしい」

僕も眼鏡屋さんをしていて、もちろん販売することは重要なんだけど、それ以前に「作ったメガネに満足をしてもらえて、メガネを好きになってもらう」ことが何よりも願うことです。

メガネの製造メーカーの方々が、「売れるから」だけで作られたメガネは何だか好きになれません。(売れるからで作られるメガネには○○の真似・・・が多いのも事実だしー)

だから、お店で取扱いを決める時も、「人気があるから、売れそうだから」で仕入れをすることが殆どありません。仕入れ時によく考えることは「このメガネだったら、こんな方やあんな方が喜んでくれるんじゃないか?このメガネだと、きっと皆様にメガネの楽しさが伝わるんじゃないか」などになります。

製造者の方々と同じ気持ちでメガネと関われることは大変嬉しく、より喜んでいただけるメガネ作りができる自信が湧いてきます。
↑“「歩」のひと言は、月曜日!”より、最後の仕上げを頑張るカトちゃん。

吉田カバン

2012.07.13 Friday

私は現在「吉田カバン」を愛用しています。
その作りの良さを何となく感じて、いつ頃からか、いくつか愛用しています。

昨夜TVを見ていて確信しました。(click!) 私が好きなメガネと同じだったんです。
吉田カバンは、国内の職人さんたちの手で作られていました。

日本の製造業が次々に海外に生産拠点を移す中、大量生産も、安売りもせず、利益の出にくい国内生産にこだわるカバンメーカーでした。それは『職人を絶対に絶やすな!』という創業者の教えに基づくものでした。

そのために商品の価格は、材料・工賃・最低限の運用費で設定し、安易な値引きをせず、広告もしないことにより工賃を確保。そして安定した仕事になるよう、売れるデザインを作りだすことによって、職人の技術を守っています。

私が考える『メガネ』と、とても良く似ていると感じました。

職人がいて、デザイナーがいて、メガネの場合は販売者(私自身も職人だと思っています。)も含めて、使われる人から喜んでもらえるメガネがようやく完成します。


吉田カバンのように、メガネももっと多くの方々に、認知していただけるように努力しないといけないな〜。なんて、人知れず熱くなっております。

メガネの限界

2012.06.16 Saturday

メガネは見えるようにするモノではなく、あくまでも目の補助をする道具です。
眼の機能を最大限に活かすことが、最も良いメガネということになります。

メガネでは、個々の眼の機能以上の結果を得ることができないのです。

眼の機能で水晶体・角膜(カメラで例えるとレンズ)は移植や人口レンズなどの治療方法がありますが、網膜(カメラで例えるとフィルム)は代替のできない重要な部分になります。

網膜に関する情報がありましたのでリンクいたします。

網膜疾患等でお困りの方に当店で現在できることとしては、最良のメガネをお作りすることと
メガネと併用できるルーペ等(拡大鏡)や、網膜を紫外線からしっかり守ると同時に、見る為に余分な光をできる限り取り除くことのできるレンズ(遮光レンズ↑)などのご案内になります。*遮光レンズは網膜疾患の予防にも最適なレンズとも言われています。

ES細胞が早く実用化されると良いのですが。。。

目に合った正しいメガネは快適ですよ。

2012.06.09 Saturday

facebook(click!)を始めていろんな情報が飛び込んできます。ひとつご紹介しときます。

出演されているメガネ関係者は全て知人で、私が通っていた学校が出ています。

↑残念ながらこの番組内容は、今のメガネ屋さんの現実で、当店にもVTRの内容と同じような訴えでご来店いただくことは、結構あります。その場合、すぐにでも正確な検査で目に合ったメガネを実際に体験しご確認の上、お作りすることをおすすめしています。

ですが若い時から長い間、合っていないメガネを掛け続けておられる方は、すぐに正しいメガネをお作りすることができなくなっていることもあります。

メガネを作る際は、それまで掛けていたメガネの経験を考慮して、新しい度数を決定しなければいけません。合っていないメガネに慣れている方は、いきなり正しいメガネに合わせずに、段階を踏んで徐々に正しい度数に近づけます。一年ごとに度数を変えるなどの工夫が必要で、正しい度数になるまでのメガネはある意味、目の治療的な感覚で使用してもらうことになります。

早めに気付くと、より楽をできる快適な生活は長くなります。

正しい度数のメガネを掛けられた方は「メガネがこんなに楽なものだとは思わなかった!」と感動される方が殆どですよ〜。



このところ、私、語りが多いですよね。。。
メガネ屋さんって知られていないことが多いんですよね〜。だから、伝えることもしておかないとねって感じなんです。ウザイって方、文字が多い場合はすっ飛ばしちゃって下さい。